ストレートコーヒー解説①
こんにちわ。ぽっちゃり所長です。
昨日告知の通り、今日から一般の方には手を出しにくいストレートコーヒーのそれぞれ主な特徴を解説してゆきたいとおもいます。
いま、コーヒー通と呼ばれる方々が増えていろいろな解釈や理論をお持ちの方がいらっしゃいますが、わたくしはそんな小難しい説明ではなく、普通にコーヒーが単純に好きな方に向けてシンプルで分かりやすくを目標に筆を進めてみたいとおもいます。
まずはストレートコーヒーの代表格「ブラジル」です。
「ブラジル」は読んで字のごとく、南米のブラジル産の豆です。
なぜ代表格かというと知名度もさることながら、生産量が世界の珈琲豆の約30%を占める世界No.1の珈琲銘柄なんです。
同じブラジル産でももちろん、農園やエリアによって味覚は違いますが、一般的な特徴としては「バランス型」に分類されます。つまり、苦味、酸味、コク(ボディ)、香り(強さ)などの要素がすべて平均値に近いということです。
焙煎が浅ければやさしいナッツのような優しい香りにかすかな酸味がありますし、焙煎を深くしていくにつれてはっきりとした苦味が顔を出し、酸味がなくなっていきます。
まさに珈琲らしい珈琲で、よく言えば「好き嫌いが出にくい」、悪く言えば「没個性」といったところでしょうか?
はじめてストレートコーヒーに手を出す方には、他の珈琲銘柄との比較のベースとなる味覚ですので、ぜひお試しください。
ブレンドする際には「没個性」は武器となります。他の銘柄の味覚と喧嘩しないので、他の銘柄豆とも相性が良く、使い勝手の良い豆です。生産量もさることながら、この特徴があるため、様々なメーカーのメインブレンドの多くが、ブラジルベースのブレンドであることが多いです。ブレンドの配合表示がある商品のラベルをぜひ見てください。配合比率の多い順に生産国が記載されています。たとえばラベルに「生豆生産国:ブラジル、コロンビア、エチオピア他」と記載されていたら、ブレンドの配合比率がブラジルが一番多いということになります。(スーパーで売られているものは、仕入の安いベトナム産(ロブスタ種)が多いかも。。。)
これ以上はやめときます。まずは自分の舌で確かめることが大切です。
専門家の能書きよりも自分の感覚を大事にしてください。
珈琲は「自分が愉しむ」ためのものなのですから。。。
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